今回はクロマツ盆栽を新しい鉢に植え込む様子をレポートします。
ちょっとしたハプニングありです。
初めての渋い鉢
先月ヒメリンゴの鉢を購入した際、一緒にクロマツ用の鉢も注文しました。
なかなか渋くて気に入っています。
本日はこの鉢に植え込んでいく、というわけです。
瀬戸焼 ウ泥 3号
釉薬のかかっていない鉢って初めて買ったかもしれません。
根っこに白カビ?
この黒松を購入したのは今年(2021年)の1月。
ホームセンターから持ち帰りました。
→記事:クロマツ盆栽を始めました
今回植え込みをするにあたって、黒松を鉢から出してみると・・。
なんじゃこれ、白カビ?!
「根っこが白いカビに覆われている!」と焦ってしまったのですが、これは有害な物質から守ってくれるバクテリアなんだそうです。
植物が元気な証拠だそうで、一安心。
共存して守ってくれる存在って素敵ですね。
根っこを伸ばしてみると結構長くてびっくり。
にょーん。
長すぎる部分を切って、整えました。
切り揃えた根。
鉢底ネットの用意
先日ヒメリンゴの植え込みをした際「針金をリボンのように曲げる」のをなぜか忘れていて、ストレートな形のまま差し込んでしまいましたので、今回は忘れずに。
リボン型の針金。
鉢底で固定するために大切な形です。
鉢底に敷いたら、リボン型の部分をつぶしてネットを固定します。
裏側も折り曲げて固定。
なにかを忘れたまま作業が進んでゆく
「根っこも鉢底ネットもOK、よし土をいれよう!」と作業を進めてゆく私ですが、実はなにかを忘れています・・。
土を入れて・・。
そこに木を植え、気づかぬまま完成写真を撮影する私。
なんかグラグラするんだよなあ・・。
私がなにを忘れているか、お気づきになりましたでしょうか?
忘れていたのはこれ
そう、私が忘れていたのは「根留め」です。
松がグラグラしていたのはこれが原因だったのか。
そうだよ、根留めだよ。
あぁ、うっかり。
「時すでに遅し!土いれてもうた〜!」と焦ったのですが、鉢底から根留めの針金を差込み、土の表面から探り探り、なんとか出すことができました。
いや〜すっかり忘れてました。
なんとか後付けできた根留め。
2021年3月13日植え込み完了。
これでグラつきも収まり、無事に植え込みが完了しました。
みなさんも植え替えの際、根留めを忘れたことはありますか?