「水石(すいせき)」とは、室内に飾った石を鑑賞し、楽しむ日本の伝統的な文化の一つです。
基本的に水石の石は加工されていない自然石が用いられ、高価なものは40万円を越える商品まで販売されています。
また、価値のある水石は骨董品の買取業者等に買い取ってもらうことも可能です。
しかし、石とはいってもどんな石が売れるのでしょうか?
今回は、売れる石の条件と水石の査定方法について詳しく解説していきます。
売れる石とは
水石の基本的な条件
まずはじめに水石の条件として必要なことは以下のとおりです。
・加工がされていない自然石であること
・室内用の鑑賞に適しているサイズであること(左右の長さが30~60センチメートル程)
形・質・色の3大要素が備わっているか
自然石かつ大きさが適切であることに加え、形・質・色の3大要素が備わっている石が良い石と判断されます。
形
・自然の景観を想起させる石であるか。
・三面(石の前後・左右・底)の調和がとれているか。
質
・簡単に欠けたりしない硬さは必要だが、人の心を和ませるやわらかな味わいがあるか。
色
・一番に真黒(まぐろ)だが、そして蒼黒(あおぐろ)や灰黒(はいぐろ)などの味わい深い色が好まれる。
以上のような条件を満たした石は売れる可能性が高いでしょう。
また、採石された産地が明確であることや、箱書きの木箱や専用の台座がある石が高価買取になりやすい石だといえます。
ただ、これらの条件はあくまでも一例です。
ご参考までに。
水石の査定方法について
では次に水石の査定方法についてご紹介します。
査定方法は以下のような方法があります。
・持ち込んで査定
買取専門店に石を持ち込み、店頭で査定をしてもらう方法です。
事前に予約をしておくとスムーズに案内してもらえます。
・出張依頼で査定
希望日に合わせて事前に予約をしておくと、自宅で査定してもらえます。
店舗まで遠いという方や持ち込みが困難な方におすすめです。
・郵送して査定
店舗に石を郵送し査定をしてもらう方法です。
査定後、折り合いがつかなかった場合でもキャンセルは可能です。
・LINEやメールで査定
石の写真を撮影してLINEやメールで送り、査定をしてもらう方法です。
スマホで簡単にできるのでとても便利です。
買取専門店によって可能な査定方法も変わるので、気になるお店があればホームページで確認すると良いでしょう。
いかがでしたか?
ご自宅に眠っているお宝や集めたコレクションなど「もしかしたら売れるかも!?」と思った石があればぜひ査定に出してみてくださいね!