久々にクロマツ盆栽のレポートです。
ファンキー・クロマツ
クロマツの葉がだいぶ伸びて「頭が少々大きいな」という印象になりました。
2021年7月24日 クロマツ盆栽
新葉というのは長いものなのでしょうか。
まだ若い木なので、こんなバランスでも良いのかなあ。
4月に芽摘みを行ったときのクロマツと比較すると、葉の伸び具合がよく分かります。
7月のクロマツ。
頭がチクチクとしていて、ヴィジュアル系、というか、ファンキーというか、そんな感じです。
なんだか愛しい。
マツの仕立てに、短葉法
手と比較すると、だいぶ葉が長いです。
この葉をこれから徐々に短くしてゆくのが「短葉法」という手入れなのですね。
なんだか初めて聞いたワードみたいな気持ちなんですが、前にも調べていました。
忘れてるなぁあ。
盆栽初心者の私、頭からすっかり抜け落ちています。
→短葉法についての記事:クロマツの芽摘み
短葉法について、私がいつも読んでいる参考書には次のように書かれています。(今回こそちゃんと覚えなければ!)
美しいマツの盆栽を仕立てるには、一般的な作業・管理に加えて「短葉法」と呼ばれる独自の手入れが必要です。
短葉法には大きく分けて「芽摘み・芽切り・芽かき・葉すかし」の4つの作業があります。この作業を適期を逃さず繰り返し行うことで、葉や枝が短く揃った品格のある盆栽に姿を変えていきます。引用:はじめての盆栽 山田香織・著
短葉法以外に、クロマツにも一応「葉切り」「葉刈り」はできるそうですが、新芽が出なくなってしまったり全体が枯れてしまったりとリスクがあるみたいです。
短葉法:芽切りを行う
この日は、短葉法の1つである「芽切り」を行いました。
クロマツの「芽切り」の適期は6月なので、少し遅くなってしまいましたが・・。
参考書に書かれている手順通り、新芽(一番芽)を元から全部切り取りました。
2021年7月24日 芽切り後のクロマツ盆栽
切り口はこう。
芽切りをすることで、二番芽の萌芽を促すそうです。
これで本日の作業は終了。
9月の芽かきまで、いったんステイです。
また秋にクロマツ盆栽のレポートをすることになるかと思います。