今回はヤマモミジとクロマツの「芽摘み作業」についてです。
ヤマモミジの芽摘み in Spring
本を参考にしながら、芽摘みの作業を行いました。
【雑木類の芽摘みについて】
春に新芽が出てくる
↓
先端の芽を手かピンセットで摘み取る
↓
わき芽が伸びてくる
↓
1節を残して再び摘み取るこれを7月初旬まで繰り返すと、小さな葉が密にしげる。
引用:はじめての盆栽 山田香織・著
小さな葉がたくさんついたら、きっと可愛いですよね〜。
最初の芽摘み
2021年3月22日、第一回目の芽摘みを行いました。
ふたまたの葉の真ん中から出てきている新芽を摘み取りました。
Before
After
そこまでたくさん新芽があったわけではありませんが、摘み取った箇所が分かりますでしょうか?
芽摘みから数日後の全体像 2021年3月26日
紅葉している葉も美しいですが、春のツートンカラー「緑+赤」も素敵ですよね。
そして2週間経過
第一回目の芽摘みから2週間も経つと、葉が結構開いてきました。
この時期のヤマモミジも大好きです。
葉が開いたヤマモミジ 2021年4月7日
歳を重ねるにつれ、確実に葉が増えたなあと思います。
これからの芽摘みや葉刈りで、小さな葉に仕上げていきたいです。
2週間前 2021年3月22日
2週間後 2021年4月7日
数週間の間にも劇的な変化を見せてくれるヤマモミジ、もう目が離せません。
また近いうちにレポートします。
クロマツの芽摘み in Spring
この日はクロマツの芽摘みも行ないました。
2021年4月7日
これは私にとって新しい知識なのですが、マツの盆栽には「短葉法」というお手入れが必要なのですね。(皆さんにはお馴染みですね)
「短葉法」とは大きく分けて「芽摘み・芽切り・芽かき・葉すかし」の4つの作業のこと。これを行なうことで、葉や枝が短くそろった品格のある盆栽に姿を変えていく。
引用:はじめての盆栽 山田香織・著
4月のいまは「短葉法」にある「芽摘み」の作業の時期だそうなので、私もクロマツの芽摘み作業に挑戦したいと思います。
初めての芽摘み、参ります!
樹冠から飛び出している新芽(1番芽)を探す。
発見!とても分かりやすい!
全体の芽の長さを平均化するように、摘み取る。
2021年4月7日 摘み取り後
手でも結構簡単に摘み取れるもんだなあ!と驚きましたが、切り口からマツヤニがたくさん出てきて更に驚いてしまいました。