盆栽が枯れてしまう前に!原因と対策

盆栽を育てている時、多くの人が経験する「枯れてしまった…」というショックな出来事。
自分としては普通に育てていた、いや、とても大事に育てていたのに、と悩んでしまうことでしょう。
ですが、実は盆栽にとって良くないことをしてしまっている可能性もあるので、まずは盆栽が枯れてしまう前になぜ枯れるのか?対策はできるのか?についてお伝えします。

枯れ盆栽

盆栽が枯れてしまう原因

盆栽を育てている人は「普通に育ててあげれば枯れることはない」と思っているかもしれません。
もちろん、認識は間違っていませんが、盆栽を始めたばかりの人はよく盆栽を枯らすのです。
「ちゃんとしてるのになんで?」と思うでしょうが、認識の誤りで引き起こされることがほとんどなので、よく原因を理解しておきましょう。

乾燥

盆栽が枯れてしまうほとんどの原因が、乾燥によるものです。
仕事で忙しくて水やりを忘れてしまった、日光を意識しすぎて想定よりも早く乾燥してしまった、などが主な理由だといえます。
水やりの回数は、一定ではなくその時々の天候で決めなくてはいけません。
乾燥しやすい時期には普段通りの回数水やりをしても、思った以上に乾燥しますし、室内でも暖房の影響で乾燥もしやすいです。
「いや、ちゃんと水やりはしていた」という人の場合は、きちんと盆栽鉢の底まで水をあげていたか、定期的に植え替えを行っていたかを思い出してみましょう。
水やりをしているつもりでも表面的にしか浸透していなかったり、葉に水を与えていないことも乾燥の理由になります。
植え替えも非常に重要で、全くしていないと根がダメになってどれだけ水やりをしても枯れてしまうんです。

根腐れ

乾燥は盆栽にとって大敵ですが、その逆に水がありすぎても枯れてしまいます。
乾燥させないようにと受け皿に水を入れっぱなしにしたり、過度な水やりは土の通気性が悪くなって根腐れの原因になるのです。
根腐れになっても、切り離して新しい土に植え替えると元気を取り戻すことも可能ですが、多くの場合が根腐れに気づいた時はかなり進行しているかもしれません。
特に盆栽を始めたばかりの人は気付きにくいので、そもそも根腐れが起きない状況を作ることが大事だといえます。

温度

もともと暖かい地域に生息していた木を寒冷地で育てる時には、温度に注意しなくてはいけません。
もちろん、逆も然りです。
寒い季節にかわいそうだと思って暖房がとても効いている部屋に長時間置いたり、夏の日差しの影響を考えて日陰に置くなど、良かれと思ったことが逆効果になることはよくあります。
こうした温度管理の失敗も盆栽が枯れる大きな原因になるといえるでしょう。

盆栽を枯らさないための対策

植物は生きているので、どれだけ慎重に育てていても枯れてしまうこともあるのです。
ただ、より長く育てるために枯れないような対策をすることはとても大事だといえます。
対策をすることは盆栽にとっても良い環境で育てられているということになるので、覚えておいてください。

手入れの適切な時期を理解する

枯れる大きな原因である乾燥を防ぐためには、根の状態を良くしておかなくてはいけません。
状態を良くしておくために適切な時期に植え替えを行う必要があります。
なぜなら、植え替えせずにそのままにしておくと鉢の中で根がたくさん増えてしまって、どれだけ水分や養分を与えても適切に浸透しなくなるからです。
植え替えの時期を理解しておけば、乾燥や根のトラブルを回避できます。
目安としては2年〜4年に1回植え替えるようにしましょう。
幅があるのは、それぞれの盆栽によっても違いがあるからなので、慣れないうちは2年に1回と思っておくとわかりやすいです。

盆栽の置き場所

温度管理は盆栽を枯らさないためにとても大事ですが、日光に当てないというわけにもいきません。
そこで意識しておきたいのは、盆栽の置き場所だといえます。
日当たりが良い、という理由だけでコンクリートの上や壁のすぐ近くに置くのは避けてください。
コンクリートや壁は日光の跳ね返りが強く、自然の太陽光よりも温度が高くなるのです。
あまりにも強い日光は逆に葉やけを引き起こして枯れてしまうので、日当たりが良好な場所に棚を作って置くようにしましょう。

室内で育てる場合は、窓際の風通しの良い場所が置き場所に適しています。

季節によって水やりの回数は検討する

水やりは盆栽を育てるのに重要な部分です。
ですが、水やりが最も難しいとも考えられていて、季節によって乾燥や気温が違うためそれぞれの気候に合わせて水やりの回数は決めてください。
特に夏と冬は他の季節よりも注意が必要で、夏の場合は1日3回程度を目安に乾燥に気をつけることが大事ですし、冬は逆に木が冷えてしまうので2日1回の水やりでも十分です。
水やりの時間帯も意識しましょう。

原因と対策を理解して盆栽を楽しもう

盆栽は枯らして覚えていくものだ、という言葉もありますができれば枯らさずに育てたいといえます。
枯れてしまう原因はある程度わかっているので、後は対策を丁寧にしておくと盆栽は枯れにくいです。
育てている、という意識を持って日々盆栽の変化を確認してみると枯れにくい環境作りができますよ。

miku

ライター/丁寧な記事作成を意識しています。盆栽はまだまだ勉強中。皆さんと成長していきたいです。

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