春におすすめの盆栽4選

盆栽は、松の木をイメージする人も多いです。
そのため、あまり季節感というものを考えないかもしれませんが、春や秋など季節によって育てる盆栽を変えることもまた1つの楽しみ方だといえます。
今回は、春におすすめしたい盆栽を4つご紹介するので、参考にしてみてください。

 

盆栽は季節を感じられる芸術

盆栽を見ていると、まるで小さな庭のように心が癒されます。
育てることに楽しさを感じられるので、最近では若い世代にも趣味を盆栽としている人が多いです。
慣れるまでは1つの盆栽を育てることで、コツを覚えていくのがよいかもしれません。
ある程度、慣れてくると1つの盆栽だけではなくて、季節に合わせた他の盆栽も育ててみたいと思うようなる方がほとんどです。
特に春は盆栽向けの植物がたくさんあるので、鉢を増やしていくにはよいタイミングと言えます。

 

春に育てると美しくおすすめの盆栽4選

盆栽は、自然を近くに感じられる芸術品として、日本だけではなく世界中で人気があります。
春は特に植物を育てるにも最適な季節なので、初心者でも育てやすい気候と環境に恵まれがちです。
とくに、見た目も可愛らしい華やかな盆栽は、その様変わりが魅力にあふれていて育てる喜びを実感できます。

十月桜

Image Credit:https://amazon.co.jp

可愛らしいまるみのある花を咲かせる十月桜は、春にぴったりの盆栽です。
真っ直ぐではない、ちょっと個性的な樹の育ち方をするので見た目的にも楽しめます。
白や淡いピンク色の花を咲かせるため、春を感じることができて癒されることでしょう。
十月桜の場合は、春だけではなくて秋にも花を咲かせるので、2回桜を楽しめる魅力的な盆栽です。

野田藤

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藤は、まるでかんざしのように揺れる花を咲かせてくれるので、美しい見た目で盆栽にするととても芸術的に映ります。
薄紫色の花は、甘い香りがするので置くだけでも、その場に漂う空気感が変わってくることが特徴です。
古くから日本人に馴染みの深い藤は春に育てる盆栽として、非常におすすめになります。
藤は洗練された装いで、和風の庭でも洋風の庭でも調和がとれるため、人気があるのも納得です。
咲いている期間は短いですが、春ならではの盆栽として魅力的といえます。

菊桃

室内でも育てやすい盆栽でおすすめな菊桃は、春にぴったりです。
まるで小さなお花見をしている雰囲気にしてくれるような明るいピンク色の花を咲かせ、見ていると心が晴れやかになります。
花は3月〜4月と比較的早い時期に開花するので、春の訪れを知らせてくれる盆栽といえるでしょう。
古くから、菊桃は魔除けの効果があると言われているので、縁起物を盆栽に取り入れる良さもあります。

長寿梅

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長寿梅は初心者の方でも育てやすいためおすすめです。
紅色のまるい花は、とても可愛くて多くの人が盆栽として育てています。
細かな枝が多く出てくる種類のため、様々な造形を作りやすく、年に何度も花を咲かせてくれる事で楽しみが多い植物です。
長寿梅は紅色の花以外にも、白い花を咲かせる種類もあるので、自分が良いと思うものを選んでください。
花だけではなくて、長寿梅は黄色くなって落葉する様すら芸術的だと言われています。

 

春におすすめの盆栽は育てる環境を問わない

春におすすめできる盆栽は、どれも枝が多く繊細な樹のため室外はもちろんのこと、室内でも育てることができる場合が多いです。
1人暮らしで室外でなかなか育てられないという人は、桜や梅といった春らしい盆栽を選んでみましょう。
育て方のポイントとしては、季節によって気温や乾燥する度合いも変わってくるので、水やりの回数は意識してください。
春の場合は、あまり気温差が生まれませんし、乾燥するなどの影響もほぼありません。
そのため、水やりは1日1回でOKです。
水やりのときに、土が乾いているな?と思ったら、鉢底の穴から水が溢れてくるくらいにまんべんなく水をあげましょう。
ついつい複数回水をあげたくなってしまいますが、過度な水やりは盆栽をダメにする原因。
春に盆栽の世話においては、水やりの頻度は多くなくて大丈夫です。

 

季節を盆栽で楽しもう

盆栽はただ育てるだけではなく、季節を感じ盆栽の中にある風景を楽しむことができます。
春におすすめの盆栽はどれも可愛らしい花を咲かせ、見ているだけでも心が弾むことでしょう。
まだ盆栽を始めていない方も、この春からチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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