空が真っ暗になったと思ったら突然の豪雨!
「外の盆栽が心配!そのまま放置しても大丈夫?」
そんな風に焦った経験が一度はあるのではないでしょうか?
基本的に盆栽は、小雨程度であればそのまま放置しておいても問題ありません。
むしろ、雨が降れば水やりの必要が省けますね。
(雨量によっては、水が中までしっかりと浸透していない場合がありますので注意しましょう。)
ただ、豪雨は非常に激しい雨が降るため、盆栽の葉や枝を傷つけてしまう可能性があります。
よって、豪雨の場合においては避難させた方が無難だと言えるでしょう。
今回の記事では、屋内に避難させる場合の注意点とおすすめの管理場所について解説していきます。
エアコンの風に注意!外気温との差が少ない部屋で
夏は冷風で涼しく、冬は暖房で暖かく・・・。
室内は人にとって快適な温度で保たれています。
しかし、屋外で管理されている盆栽にとって、エアコンの効いた室内への移動は急激な環境の変化により大きなダメージを受けてしまう可能性があります。
ですから、なるべく外気温との差が少ない部屋で管理することをおすすめします。
どうしてもエアコンの効いた部屋に置く場合は、エアコンの風が直接当たらないようにしましょう。
屋内で管理する際は水やりを忘れないように
屋外で管理するよりも、屋内はエアコン等の影響で乾燥しやすい環境にあります。
豪雨で濡れてしまった盆栽でも、数日間経つと表面は湿っているのに中の水分が抜けて軽くなっている場合があります。
そのため、屋内での管理が続く際は水やりには気を付けておきましょう。
盆栽が複数ある場合は、なるべくスペースを空けて配置する
天気が良い時は窓を開けておくと屋内でも風が通りますが、豪雨のときは窓を締め切ってしまいますよね。
つまり、風が全く当たらない環境になります。
複数の盆栽を屋内に避難して管理する際は、なるべく樹と樹の間にスペースを空けた方が良いでしょう。
あまりにも密集してしまうと、枝が悪くなってしまう可能性があります。
屋内での管理は玄関や倉庫がおすすめ
以上のようなことから、盆栽を屋内に避難させるときは玄関や倉庫が最適だといえます。
玄関もしくは倉庫での管理が難しく、部屋の中で管理する際は上記でも述べたように、エアコンの風や室温に充分注意した方が良いでしょう。
突然の豪雨が降り出したら、とても焦ると思われますが急いでしまうと避難させるときに樹を傷つけてしまうかもしれません。
また、自分もケガする恐れがありますので落ち着いて行動するようにしましょう。