12月に突入したので、ケヤキの剪定を行ないました。
まだ枝の本数が少なく「剪定するところはあまり無いかなあ」と思っていたのですが、観察してみると忌み枝がいくつも見つかり興奮しました。
※忌み枝=樹形を乱す不要な枝
まだ枝が少ないけれど、剪定して良いのだろうか?
2020年12月7日 ケヤキ剪定前
剪定前のケヤキはこんな感じでした。
まだ枝が少ない若い木なのにこの段階で剪定してしまうのが果たして正しいのか私には分からなかったのですが、ケヤキは樹勢の強い木。うん、やってみよう!
兼進の剪定ばさみを使うぞ
9月に兼進刃物のハサミを貰ってからいままで出番がなかったのですが、ようやく剪定の機会がやってきました。
→記事:兼進刃物をプレゼントしてもらった
使うぞ〜。
忌み枝の剪定に挑戦します
ケヤキに対して、正直普段は「まだまだ枝が少ないな」くらいにしか思っていなかったのですが「剪定したいんだけど切るとこあるかな?」という目でよくよく観察してみると、本に載っている「忌み枝」がたくさん居ることが分かりました。
交差枝、発見。
画像中央の枝がバッテンにクロスしています。
突き枝、発見。
幹から正面に向かって枝が突き出ています。
(斜めに撮ってしまったので分かりづらくてすみません。)
さがり枝、発見。
画面中央の下がっているところです。
針金成形で修正しても良いそうですが、今回は切り取ることに。
わき枝、発見。
幹の方から、よわよわしい枝が出ていました。
枝の付け根から出ているように見えたので、わき枝かな?と思ったのですが、合っていますか?
さがり枝No.2 発見。
先ほどと違う場所にさがり枝がありました。
めっちゃ下向いてる。
別角度で見ると、下向き具合がよく分かります。
兼進刃物で「忌み枝」を元からカット
剪定作業中 with 兼進刃物。
切れ味、抜群でした。
兼進刃物さんの公式ホームページを拝見すると
正直申しまして、最初の切れ味は高価なものも安価なものもそんなに変わらないです。ですが、良い職人が作ったものは長く切れていきます。
引用:兼進刃物HPより
と書いてあるので、初めて使用する今回の切れ味が良いのはもちろんのこと、この先も末長く品質を保証された鋏なんですね。
とても嬉しい。
ケヤキ剪定後
今回切り落とした枝たちです。
2020年12月7日 ケヤキ剪定後
さらに枝がすっきりしてしまいましたが、長い年月かけて素敵な木に育てたいです。