#兼進刃物の剪定鋏をいただく

父が「兼進刃物」の「小盆栽専用枝切り鋏」をプレゼントしてくれました。
いままで100円均一のハサミを使っていたのに、急にこのような素晴らしい鋏を使えるとは感激です。

兼進の小盆栽専用枝切り鋏。
DSC00232-選定バサミ

とってもかっこいい。かっこよすぎる。
興奮です。
装備がグンとアップしたような気持ち。

一生この鋏を使っていくのかな〜!と心がときめきました。

 

兼進刃物とは

わたしは兼進刃物を見るのも触るのも初めて。
高級な盆栽道具として知られるメーカーということで、ロマンを感じます。

【兼進刃物とは】
兼進刃物は岐阜県関市で製造・販売。
兼進の鋏は100%日本製。
1919年に家庭用刃物を作成。戦時中は陸軍の命により軍刀制作に携わる。
1950年頃より盆栽道具の取り扱いを開始。
いまではアジア、北欧、北米、中南米、アフリカなど世界中に製品の輸出をしている。

商品に添付されていた兼進刃物の紹介文です。
DSC00254-お客様へ
鍛造作業のイラストが透かしで入っているのがオツ。

 

兼進刃物は贈り物にぴったり

兼進オリジナルの包装紙も昭和レトロで可愛らしいです。

包装紙。
DSC00221-包装紙

「高級刃物」というシールが誇らしげ。
DSC00227-包装-裏

商品にもう一枚添付されていたのが「開運の刃物」という和紙。
DSC00229-開運

こちらに書かれているとおり、ハサミは2つの刃が結ばれて1つの道具に。
一見すると「プレゼントに切れ物=贈り物には不向き」と思えますが、気の利いた結婚のお祝いにもぴったりなんですね。

 

兼進刃物の心意気

兼進刃物は外国製のものと比べると値段が高いようですが、その1番の違いは「見た目」でも「素材」でもなく、「製造過程」だそうです。

兼進刃物のHPより引用↓

素材は鋼を使用し、その鋼を鍛造をして、最後に1000度に及ぶ熱処理をして出来上がります。

鍛造というのは、高音で真っ赤になった金属をハンマーなどでカンカン叩いて強度を高める、テレビでよく見るあの製造技法のこと。

他の外国製品と決定的に違うのが「最後の焼きいれ作業」です。叩いて形になったものを最後に 水(油)に入れます。
焼きいれとは 超高温になった刃物を油や水につけることによって一気に鋼の密度を高める作業のことを言います。それにより良い刃物が生まれます。

DSC00231-はさみ箱

良い道具を世界の盆栽ユーザーにお届けすることが私達の役目と考えております。

と締め括られている兼進刃物の自社製品説明。
「ものづくり」に懸ける熱い心が伝わります。

DSC00237-兼進セット

渋谷 菜々子

横浜市出身ジャズミュージシャン
中学よりアルトサックスを始め、高校入学後サックス奏者 岡淳氏に師事する。昭和音楽大学ジャズコースに入学、大学にてサックス奏者 近藤和彦氏に師事し、ジャズ演奏法やジャズ理論を学ぶ。同時期にジャズフルートを始める。
卒業後はライブ演奏活動の他、ウェブサイト「ジャズアドリブの仕方」を運営、「ジャズアドリブセミナー」や「ジャズアドリブレッスン」などを精力的に行なっている。 
現在、渋谷菜々子ジャズトリオCD「Gratitude」、著書「ジャズアドリブフレーズ集」を販売中。
2018年11月2日〜上野の小品盆栽秋雅展で購入した「ヤマモミジ」の盆栽を始める。

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