#私のモミジ盆栽と「寺」の紅葉

私のヤマモミジ盆栽の葉も、ついに残り一枚となりました。

DSC00614-紅葉上から2
最後の1枚になったヤマモミジの葉を見ると「あゝ秋は終わるんだなあ」なんて思ってしまいますが、もう12月なんですよね。

 

長く秋を感じさせてくれたヤマモミジ

「盆栽なび」の記事を書かせていただくようになってから、いつもより長くひとつの季節を感じるようになりました。
こうして秋をじっくり楽しめたのも、盆栽のことを文章にしたり写真を撮ったりできたおかげです。
すごく豊かな時間をいただけたなあと思います。

2020年12月7日 ヤマモミジ盆栽 全体像
DSC00586-紅葉たて

2週間前 2020年11月22日 →記事
DSC00525-朽ちるヤマモミジ3

そのまた1週間前 2020年11月10日 →記事
DSC00487-ヤマモミジたて 2

 

芽の色さえ美しい12月のヤマモミジ

また今月のお写真に戻りまして(2020年12月7日)芽の写真。
DSC00611-紅葉の芽うえから

新しい枝や芽がピンク色になるところもヤマモミジの魅力ですね。
かわいい。

DSC00613-紅葉の芽

 

モミジの色に魅せられて – 東京:護国寺

ヤマモミジを育てて、写真を撮ってフォトショして、記事を書いて・・と過ごしていると、最近すっかり「モミジの鮮やかな朱色」に夢中になってしまい、ついに先日お寺にまで紅葉を探しに出かけました。

東京 護国寺
↓こちらの写真は本堂ではなく、多宝塔。国宝の模写による建築だそうです。
三重塔2

護国寺の敷地は大変広く、たくさんの御堂があります。
とくに境内のデザインはとても緻密で、植物の美しさには目を奪われます。
じつは私のお気に入りの場所で、ワンシーズンに1度参拝するのが習慣なんです。

松も大変美しくお手入れされています。
本当は逆なんでしょうけど、「盆栽のでかい版だな」って思っちゃいます。
松1

手洗水盤に映り込む紅葉したモミジ。
泉3

アップver. 水に移り込むモミジが風流ですね。
泉2

こんな風に斜めになっているのを支えられている松もありました。
面白い。

ななめの松

色とりどりの秋を楽しむことができます。
護国寺道

仁王門から垣間見えるモミジ。
護国寺門

大仏様のうしろにもモミジが。
大仏様1
計算された美を感じます。

護国寺はどのシーズンに行っても美しい境内を拝むことができるのでおすすめです。

 

今日の締めの1枚は、私のヤマモミジのお写真で

今年は静かな毎日でしたが、モミジの美しさに刺激をもらった素敵な年になりました。DSC00616-紅葉上から

渋谷 菜々子

横浜市出身ジャズミュージシャン
中学よりアルトサックスを始め、高校入学後サックス奏者 岡淳氏に師事する。昭和音楽大学ジャズコースに入学、大学にてサックス奏者 近藤和彦氏に師事し、ジャズ演奏法やジャズ理論を学ぶ。同時期にジャズフルートを始める。
卒業後はライブ演奏活動の他、ウェブサイト「ジャズアドリブの仕方」を運営、「ジャズアドリブセミナー」や「ジャズアドリブレッスン」などを精力的に行なっている。 
現在、渋谷菜々子ジャズトリオCD「Gratitude」、著書「ジャズアドリブフレーズ集」を販売中。
2018年11月2日〜上野の小品盆栽秋雅展で購入した「ヤマモミジ」の盆栽を始める。

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