私のヤマモミジ盆栽の葉も、ついに残り一枚となりました。
最後の1枚になったヤマモミジの葉を見ると「あゝ秋は終わるんだなあ」なんて思ってしまいますが、もう12月なんですよね。
長く秋を感じさせてくれたヤマモミジ
「盆栽なび」の記事を書かせていただくようになってから、いつもより長くひとつの季節を感じるようになりました。
こうして秋をじっくり楽しめたのも、盆栽のことを文章にしたり写真を撮ったりできたおかげです。
すごく豊かな時間をいただけたなあと思います。
2020年12月7日 ヤマモミジ盆栽 全体像
2週間前 2020年11月22日 →記事
そのまた1週間前 2020年11月10日 →記事
芽の色さえ美しい12月のヤマモミジ
また今月のお写真に戻りまして(2020年12月7日)芽の写真。
新しい枝や芽がピンク色になるところもヤマモミジの魅力ですね。
かわいい。
モミジの色に魅せられて – 東京:護国寺
ヤマモミジを育てて、写真を撮ってフォトショして、記事を書いて・・と過ごしていると、最近すっかり「モミジの鮮やかな朱色」に夢中になってしまい、ついに先日お寺にまで紅葉を探しに出かけました。
東京 護国寺
↓こちらの写真は本堂ではなく、多宝塔。国宝の模写による建築だそうです。
護国寺の敷地は大変広く、たくさんの御堂があります。
とくに境内のデザインはとても緻密で、植物の美しさには目を奪われます。
じつは私のお気に入りの場所で、ワンシーズンに1度参拝するのが習慣なんです。
松も大変美しくお手入れされています。
本当は逆なんでしょうけど、「盆栽のでかい版だな」って思っちゃいます。
手洗水盤に映り込む紅葉したモミジ。
アップver. 水に移り込むモミジが風流ですね。
こんな風に斜めになっているのを支えられている松もありました。
面白い。
色とりどりの秋を楽しむことができます。
仁王門から垣間見えるモミジ。
大仏様のうしろにもモミジが。
計算された美を感じます。
護国寺はどのシーズンに行っても美しい境内を拝むことができるのでおすすめです。
今日の締めの1枚は、私のヤマモミジのお写真で
今年は静かな毎日でしたが、モミジの美しさに刺激をもらった素敵な年になりました。