イチョウを初めて曲げてみます。
スラリとしたイチョウ
ホームセンターで購入した若いイチョウ、小さい鉢に植えているだけ、という状態が長く続いていました。
ただのスラリとしたイチョウの木。
幹も枝もまだまだ細く、これはこれで可愛いのですが「もう少し盆栽らしくなったら良いなあ」なんて考えていたんです。
そんなわけで、ちょうど良い時期ですので、今回はイチョウの枝を少し曲げてみたいと思います。
ちょっと脱線エスカルゴ
あ、そうそう。
曲げる前に、イチョウの面白いところ、ちょっとご覧になって下さい。
エスカルゴみたいなグルグル。
切り口というんでしょうか。
節のところが模様っぽくなるのが、面白いんですよね。
まずは針金を掛けます
ちょっと脱線しましたが、早速針金を掛けてゆきます。
2本しか枝がないので、迷うこともなく、こちらの2本に針金を渡してゆきます。
Left 枝 Right 枝。
まずは片方に針金を掛けます。
45度をイメージしながら・・・っと。
Right の枝に掛け終わりました。
同じように Left の枝にも掛けてゆきます。
反対側 Left 枝。
余った針金を落とします。
カットしておいた針金の長さ、結構ぴったりだった。
こういう時、嬉しい。
曲げます
針金を両枝に掛け終わりました。
スラリと伸びた枝は今日で見納め。
曲げる作業に入ります。
指の腹で、曲がる部分を支えながら、両手で。
めちゃくちゃ慎重に曲げました。
枝が2本しかないのにパキッといったら困りますから。
まずは一旦、こんなもんかしら。
左の枝だけ、後ろから前へ、という立体感が出るように曲げてみました。
初めは「こんな細くて硬めの枝、本当に曲がる?」とビビっていたのですが、結構柔らかい!
なので結構調節が効きました。
さて、もう一方の枝も曲げてみます。
うぉ〜怖ぇ〜〜。
「もう少しだけ曲がるかな、あと少し行けるかな。」というチキンレース的な感覚はありつつ、それでもやはり指で支えていると「大丈夫、絶対折れない。」という安心感がありますね。
針金成形完了
そうして針金成形し終えたイチョウがこちらです。
2023年2月10日。
可愛い!
まだまだシンプルですが、可愛らしく個性が感じられます。
これから枝が増えてくるのも楽しみです。