#11月のボケ盆栽

最近「ボケは復活したの?」と聞いてくださる方が増え、嬉しくなってしまったので今回もボケについて書きたいと思います。

 

ここまでのボケ盆栽:記事まとめ

現在までのボケ(東洋錦)のあらすじです。
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ボケを買う(8月)

ボケを開封

ボケが真夏の暑さで落葉する

ボケの様子(9月)

ボケ盆栽、復活か(10月)

ボケの新しい葉

ボケの植え替えに初挑戦

 

2020年11月10日のボケ

11月現在、ボケは復活しました。
というより、はじめからそんなに弱ってもいなかったのかもしれません。

8月は1週間で落葉したことにビックリしてしまいましたが、今思えば、関東の真夏に打ち勝つためにエネルギーを省エネしていたのだと思います。
木はたくましい。

春に花が無事に咲いたら「完全復活!」という記事を書きたいです。

ではさっそく最近のボケの様子を。

2020年11月10日 復活したボケ
DSC00470-ボケ全体

2箇所に葉っぱがついています。

この2箇所の葉っぱ、先月のボケの記事よりも横にベロリンと広がっているんです。

先月 2020年10月15日 きゅっ。
DSC00367-葉芽
↓↓↓↓↓↓↓↓
今月 2020年11月10日 べろりん。
DSC00472-ボケの葉

おそらく冬の間はこの2箇所の葉で光合成をしていくことに決めたのだと思います。
植物も考えて行動しているんだなあ。
真夏の暑さがなければ、きっともう少し葉っぱも多かったでしょう。

 

芽もこのようにポコポコいくつも出来てきました。
良い調子。

芽がポコポコ。
DSC00475-花芽

 

雑草も趣がある

この日はチョビチョビ生えていた雑草をとってから撮影をしたのですが…

この雑草たちもよく見ると、クローバーもあれば蓮のような形の葉もあったり、わけぎのような細長い葉っぱもあったり…と趣があります。

雑草がチョビチョビ。除去しました。
DSC00465-雑草

 

側面の写真は珍しや

ボケが前傾姿勢になっていて可愛らしかったので、珍しく側面の写真も撮ってみました。

ボケの側面。
DSC00480-ボケ側面
普段「植物の側面」を気にしたことはなかったのですが、盆栽は表面・裏面が決まっているからこそ「横側」が存在するのですね。
ひとつ発見でした。

 

今回は剪定はなし

11月のボケのお手入れには徒長枝の剪定が含まれますが、今のところ「枝に対しての芽の数・枝の長さ」は丁度良いと思うので、今回はNO剪定です。

DSC00470-ボケ全体

春に花を見る楽しみが待っているだなんて、素敵ですね。

渋谷 菜々子

横浜市出身ジャズミュージシャン
中学よりアルトサックスを始め、高校入学後サックス奏者 岡淳氏に師事する。昭和音楽大学ジャズコースに入学、大学にてサックス奏者 近藤和彦氏に師事し、ジャズ演奏法やジャズ理論を学ぶ。同時期にジャズフルートを始める。
卒業後はライブ演奏活動の他、ウェブサイト「ジャズアドリブの仕方」を運営、「ジャズアドリブセミナー」や「ジャズアドリブレッスン」などを精力的に行なっている。 
現在、渋谷菜々子ジャズトリオCD「Gratitude」、著書「ジャズアドリブフレーズ集」を販売中。
2018年11月2日〜上野の小品盆栽秋雅展で購入した「ヤマモミジ」の盆栽を始める。

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