ここ数年で、若い年代でも盆栽に興味を持つ方が増えていると言われます。
また、盆栽を資産形成の一部として栽培する方もいるようです。
それは、盆栽によっては高値が付き、資産形成に役立つ種類もあるからです。
こちらの記事では、高値が付く盆栽のポイントについてご紹介しています。
高値が付く盆栽のポイントとは?
盆栽にはミニ盆栽のように気軽に楽しめる種類や、松のように時間をかけてじっくりと育てていく種類があります。
では、高値が付く盆栽にはどのような特徴があるのでしょうか。
それでは早速、高値が付く盆栽のポイントについてご紹介しましょう。
樹齢が高い盆栽は高値が付きやすい
高値が付きやすい盆栽で多いのは、樹齢100年というように樹齢が高いということです。
過去に取引された盆栽の中には、1億円以上の高値が付いた盆栽もあるほどです。
つまり、何代にも渡って丁寧に手入れされてきた盆栽は高値が付きやすいということですね。
形が良い盆栽
盆栽は目で見て楽しむものであるため、見た目の形が美しい盆栽も高値が付きやすいと言えます。
盆栽の形は樹形と呼ばれ、統一と安定、調和、変形などが評価基準になります。
なお、盆栽は形だけでなく、幹の力強さや葉の美しさも評価基準になります。
著名な盆栽職人が手掛けた盆栽
著名な盆栽職人が手掛けた盆栽は、それだけで価値が高く、高値が付きやすいという特徴があります。
このような盆栽は、盆栽職人が丁寧に手間をかけて育ててきているため、それだけで価値があることがわかりますね。
鉢に価値がある盆栽
鉢もまた、盆栽の価値を決める大切な要素となり、著名な作者が製作した鉢を使った盆栽は、それだけで高値が付くことがあります。
ただし、鉢に価値がある盆栽はマニアの間で高い人気を誇っているため、入手困難な場合があります。
特に1億円以上の高値が付く盆栽の場合では、個人ではなく自治体などが保有している場合があるため、一般の市場に出回る確率は低いでしょう。
今回は、高値が付く盆栽のポイントについてご紹介してきました。
素人が見て美しい盆栽はそれだけで価値がありそうですが、高値が付く盆栽の多くは樹齢が高い、著名な盆栽職人が時間をかけて丁寧に栽培されてきちなどの特徴があります。
また、盆栽の中には1億円以上の高値が付いたものもありますが、このような盆栽は自治体や企業などが保有していることがあり、一般の市場ではなかなかお目にかかれないでしょう。
どうしても高値が付きそうな盆栽を入手したいなら、盆栽専門店などに頼んでおくという方法が良いかもしれません。