糸魚川真柏を盆栽鉢に植え込みました。
その作業風景を書いてゆきます。
糸魚川とは、なんと粋な響きか
初めて「糸魚川真柏」について調べたときから、私はこの素敵な植物を「真柏」ではなく「糸魚川真柏」と呼ばずにはいられません。
記事:糸魚川真柏の針金成形
この小さな身体に歴史が詰まっている・・。
糸魚川って、なんて粋な名前なんだろう。
以前すでに、この糸魚川真柏用に盆栽鉢を購入しており、植え替えの時期を今か今かと待ち望んでいたのです。
糸魚川真柏用の盆栽鉢 3号。
渋いのに小さい、ミニチュアな感じがたまらない。
この鉢に、今回は糸魚川真柏を植え込んでゆきたいと思います。
根はシンプルだった
ポットから出してみると、根は結構シンプル。
とろろ昆布のように、細く柔らかな根が密集しています。
シンプルだ根。
ちょっと長いか、というところだけ切り詰めて、太めの根もいくつかカットしました。
太い根を切ったところにはお薬を塗って、こちらの準備は完了。
続いて鉢に、ネット・神社の鳥居のようなワイヤー・根留め用のワイヤーを用意します。
これで鉢の方も準備オッケー。
だいぶ小さい鉢なんです。
糸魚川真柏の植え込み完了
そうしたら鉢に真柏と土を入れて、竹串でスーッスーッと刺し、土中に空洞ができないようにして・・。
今まで針金成形などしてきて正面も決めてあったので、植え込み方はあまり迷わず根留めまで終えることができました。
角度などの微調整をし、土を適量まで入れたら・・。
2022年2月18日 糸魚川真柏の植え込み完了。
袴を着た男性のような、キリッとした印象に仕上がりました。
格好良い!!
福寿草は未だ、咲かない
以前にも書きましたが、2022年2月18日現在、福寿草がやはりまだ咲かないのです。
去年と比べると、もう3週間も遅いですが、自然のみぞ知ることですね。
記事:福寿草盆栽が開花しました
やはり例年より寒さが長引いていることが原因でしょうか。
寒さと暖かさのバランスとか。
いずれにしても、然るべきときがきたら咲いてくれるはずです。
天使の輪が光る、黄色い花が待ち遠しいなあ。
私と同じように「例年より開花が遅い・・」と思っている方はいらっしゃるかな?と検索してみると、長野県にお住まいの方もそのように仰っていました。
福寿草の開花、楽しみに待ちたいと思います。