マン盆栽を始める前に、シミュレーションをしてみました。
ネタ切れの8月
じつを言うと私、8月はどうしても盆栽コラムのネタが浮かばず、悩み倒しているところでした。
「新しい盆栽素材を仕入れようにも、ホームセンターまで歩くには暑いし、上野は遠い。通販で買うにも、真夏に植物を移動させるのはよくないし・・。盆栽用の日除けも立てたし、作業は終わってしまったし、あとは秋まで水をあげて観察するのみ。まいったぞ。コラムコラムコラム!!!」
と頭がグルグル。
そのとき、ピカーン!と閃きました。
「マン盆栽をやりたいんだった!」ということに。
これならフィギュアを仕入れれば、夏の暑さにやられることなく盆栽で遊べるし、良い。
ナイスアイディア。
ありがとう、パラダイス山元さん(マン盆栽創案者)。
パラダイス山元さん、美大出身、車メーカーのカーデザイナーとして勤めたのちに、ラテンバンドでメジャーデビューし、その後マン盆栽を提唱されています。
カラフルで面白い人生だなあ。
マン盆栽シミュレーション
私の盆栽7種(ヤマモミジ・ケヤキ・ボケ・クロマツ・ヒメリンゴ・福寿草・ランタナ)のなかで、マン盆栽に向きそうなものを選び、マン盆栽のシミュレーションを行うことに。
シミュレーションの方法はとっても簡単。
iPadのアプリ「OneNote」で、撮影した盆栽の写真にイメージ通りのフィギュアを書き込んでゆくだけです。
まずは力作から。
と言っても私は絵心ない芸人なのです。
力作。
ケヤキ盆栽に酒蔵のおじさん。
これ実は、バカルディ・ラム酒の瓶ラベルに書いてあった人を模写しました。
お次は、ヒメリンゴ盆栽に、乳牛。
けっこうきゃわいい。
こちらも力作。
江戸の庶民と人力車。
水戸黄門さま御一行でマン盆栽を制作している方もいらしたので、江戸時代はありだなあ。
我ながら左の人力車がうまく描けました。
こうして絵と実写が同じ画面にあると、ロジャーラビットの映画のようです。
楽しい楽しい。
最後はボケ盆栽に、寝転ぶモダンな女性。
モダンなヘアースタイル。
レースのブラウスにワンピです。
以上、こんなフィギュアでマン盆栽ができるといいなあ、というシミュレーションでした。
思っていたより上手に描けて、まだ始めていないのに満足しそうです。
エイリアンやアメコミのヒーロー、スターウォーズのフィギュアを使っている方もいたので、マン盆栽、可能性は無限大ですね!