盆栽を始めてから、感度がアップしたようです。
イチョウ盆栽の紅葉
今年もイチョウの紅葉を見ることができました。
黄色は幸せの色。
最近は街路樹のイチョウを見ても、自分ん家の子(盆栽)を見ているようで、癒されるようになりました。
盆栽を始めてから、自然への感受性がめちゃくちゃ上がったと思います。
特にカメラで写真を撮るようになってから、色彩感覚が全然変わりました。
公園を歩いているだけで、ものすごい色が飛び込んでくるというか。
「あの赤、何色も混ざっているな」とか「今週この色味ってことは、来週の葉の色はこうだろうなあ」とか、前なら絶対考えなかったことを思うようになり、なんか良いです。
「痛み」は日々、生活の細部に注目することで消えてゆくそうで、以前と全然違う心持ちがするのは、植物のセラピー的効果があったからなのかもしれません。
自然の色彩は感受性を変えてくれる。
ガウディの建築
今年のヤマモミジ盆栽の紅葉。
一瞬にして気分が変わりませんか?
こんな豊かな色味のものを見たら。
どんなアクセサリーもお洋服も、この色彩の情報量には勝てないと思います。
最近サグラダファミリアの内部を映した映像を見たのですが、ガウディは自然をモチーフに建築物を創っている」というのがすごく腑に落ちました。
植物の色や形のスピリッツを、教会の天井やステンドグラスや装飾から確かに感じるんですよね。
今まで「ガウディは素晴らしい建築家です」と聞いても「ふーん」としか思っていなかったのですが、盆栽を始めたおかげでそういうことにやっと興味が出てきました。
盆栽、ありがとう!!
(そういえばヤマモミジの写真、前回も上げていましたね。いや、何度上げたって良い!)
コガネシダの色彩
次も感受性を揺さぶってくるやつなんですが・・
コガネシダ!!!
これ、すごくないですか。
グラデーションに、ゆらゆら輝いている。
コガネシダという名に恥じぬ、金を産みそうなお姿です。
ちょっとジャングル的な色彩でもあるし、この豊かなグラデーションは自然にしか成し得ないよなあ。
ここまで立派にコガネシダが紅葉するところを初めて見ました。