#春めいてきたJAPANESEな盆栽たち

3月に入ってから、私の盆栽が次々と春めいてきました。
今回は、ボケ、福寿草、そしてヒメリンゴの盆栽の変化をご紹介します。

 

SO JAPANなボケ

まずはボケの変化から。
→過去の記事(クリックすると新規タブで開きます)

いよいよ花のつぼみがふっくらとしてきました。

2021年3月6日 ボケ
DSC00968-つぼみ
手鞠(てまり)のよう。「It’s so Japanese!」なビジュアルです。

こういう自然の美にインスパイアされてきたからこそ、日本の芸術はあのような色合いであり、あのようなデザインなのか、と今更ながら腑に落ちました。
彼らは「日本らしい植物」なのではなく、その「日本らしさ」の「大家」であり「Inspired By…」の側であったのですね。

このツボミを見ていると、なんだか洗練された気持ちになります。

So Japan.
DSC00949-ボケのつぼみ

美しさの中に可愛さも兼ね備えています。
DSC00954-ツボミ

いままであまり下の方の枝に芽が出ず、去年の真夏の影響か?と心配していましたが、3月に入るといきなり、全体に芽がついてくれました。

たくさんの芽。
安心。

DSC00956-ボケ全体

 

造花のような福寿草

福寿草は2月12日、こんな様子でしたが・・
DSC00845-出てくるところ2

↓これほどまでに葉が茂りました。
2021年3月6日 造花みたい。
DSC00958-福寿草の葉2

お団子に混ぜたら美味しそうな葉っぱなのですが、絶対に食べてはいけない有毒の植物なんですよね。→詳しくは前回の記事:福寿草盆栽の千秋楽

食べるな危険。
DSC00960-福寿草の葉

葉が茂ってくる3月の福寿草には置き肥を、と参考書に書いてあるので「やろうやろう」と思いつつ、なぜかいつも忘れてしまいます。
忘れてしまう理由は「肥料をあげよう!」と思わせないくらい葉が元気だからなのです。
でもでも、今から置き肥しに行きますね。

 

植え替え1週間後のヒメリンゴ

2021年2月26日時点のヒメリンゴはこんな感じ。
DSC00943-植え込みアイキャッチ用
植え替えたばかりのときは、シンプルな印象でしたが・・。

2021年3月6日 ヒメリンゴ
DSC00962-ヒメリンゴの芽
一週間ほど経って、緑色の芽がいくつもふくらんできました。

春らしい色味ですねえ。
DSC00966-ヒメリンゴ芽アップ

 

開花が待ち遠しい

もうすぐボケもヒメリンゴも花が咲くのかなあと楽しみです。
ヒメリンゴの花が咲く前に、人工授粉のためのカイドウを買いにいかねば。
なかなか忙しいですね。
1ヶ月、1週間はあっという間に感じます。

みなさんの盆栽のお花が綺麗に咲きますように。

渋谷 菜々子

横浜市出身ジャズミュージシャン
中学よりアルトサックスを始め、高校入学後サックス奏者 岡淳氏に師事する。昭和音楽大学ジャズコースに入学、大学にてサックス奏者 近藤和彦氏に師事し、ジャズ演奏法やジャズ理論を学ぶ。同時期にジャズフルートを始める。
卒業後はライブ演奏活動の他、ウェブサイト「ジャズアドリブの仕方」を運営、「ジャズアドリブセミナー」や「ジャズアドリブレッスン」などを精力的に行なっている。 
現在、渋谷菜々子ジャズトリオCD「Gratitude」、著書「ジャズアドリブフレーズ集」を販売中。
2018年11月2日〜上野の小品盆栽秋雅展で購入した「ヤマモミジ」の盆栽を始める。

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