盆栽と鉢植えは何が違う?

盆栽と鉢植えは、どちらも着の成長を楽しめるという共通点があり、とても似ているように思えます。
しかし、盆栽地鉢植えには、それぞれに異なった特徴があり、これらはまったく同じものではないのです。
こちらの記事では、盆栽と鉢植えの共通点と相違点についてご紹介しています。

盆栽

 

盆栽と鉢植えは違うもの?共通点と相違点をご紹介

見た目は似たような感じであっても、盆栽と鉢植えにはまったく異なる特徴があります。
しかしその一方で、両者には共通点もあるのです。
それでは早速、盆栽と鉢植えの共通点と相違点についてご紹介しましょう。

盆栽と鉢植えの共通点

盆栽と鉢植えには、土が入った土に植物を植え付けて育てるという共通点があります。
また、地植えとは異なり、小ぶりに育てることができるというのも、盆栽と鉢植えの共通点です。
そしてもうひとつ、盆栽も鉢植えも、植物の成長に合わせた植え替えが必要になるという共通点もありますが、植え替えのタイミングについては植物の成長度合いや種類によって異なります。
なお、盆栽の種類によっては鉢植えのように種から育てられる種類もありますが、この方法は盆栽初心者には少々ハードルが高いといえるでしょう。

盆栽と鉢植えの相違点

見た目は似たような感じでも、盆栽と鉢植えにはまったく異なる相違点が存在します。

・盆栽には植物をデザインする楽しみがある
盆栽にはあらゆる種類がありますが、どのような植物を選んだとしても、成長過程では剪定をして、木のデザインを整えなくてはなりません。
この点は面倒と捉えることもできますが、時間をかけてじっくりとデザインを整えることができるというのは、盆栽の楽しみであり醍醐味でもあります。
つまり、盆栽は「植物を育てる」というよりも、「ひとつの芸術作品をつくり上げる」要素が強いということですね。

・鉢植えでは一年草の栽培を楽しめる
鉢植えにもあらゆる種類がありますが、盆栽と違うのは、一年草の草花も育てられるという点です。
また、鉢植えでも木を栽培することもできますが、鉢植えの場合ではデザインを整えるというよりも、木の元気な成長を見守ることを目的としています。
この点もまた、盆栽との相違点だといえるでしょう。

 

特徴を理解した上で盆栽や鉢植えを楽しむことが大切

今回は、盆栽と鉢植えの共通点と相違点についてご紹介してきました。
盆栽と鉢植えには、どちらも土を入れた鉢で植物を育てるという共通点がありますが、盆栽がデザインを楽しむことを目的とするのに対し、鉢植えでは植物の元気な成長を見守ることが目的という違いがあります。
また、盆栽が時間をかけて植物を栽培するのに対し、鉢植えでは一年草を楽しめるという相違点もあるのです。
盆栽や鉢植えを楽しみたいとお考えなら、それぞれの特徴をよく理解した上で、ご自身のライフスタイルや好みに合った栽培方法を選ぶことが大切でしょう。

盆栽なび編集部

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