サトウカエデは盆栽に向いている?

サトウカエデという植物をご存知でしょうか?

この植物はムクロジ科カエデ属の落葉高木です。
北アメリカ原産で高さは30~40メートルにもなり、日本のカエデと比べると葉も大きく、特徴のある形状をしています。
カナダを代表する木で、カナダの国旗にデザインされている葉はサトウカエデの葉であり、メイプルリーフ金貨などの硬貨のデザインにも使われました。

また、私たちが普段、甘味料として使っている「メープルシロップ」は、サトウカエデの樹液を煮詰めたものになります。
そんなサトウカエデですが、盆栽には向いている樹なのでしょうか?
今回の記事で詳しく解説していきます。

 

サトウカエデは盆栽に向いている

結論から申し上げますと、サトウカエデは盆栽にとても向いている植物といえます。

理由は以下のとおりです。

 

暑さにも寒さにも強い

サトウカエデは比較的暑さにも寒さにも強い植物です。
そのため、北は北海道から南は沖縄県まで、全国どの地域においても季節を問わず屋外にて栽培することが可能です。
気温に合わせて屋内に移動する必要がないので盆栽として育てやすい植物だといえます。

 

比較的害虫が付きにくい

サトウカエデは丈夫な木で害虫が付きにくく、病気にもなりにくい植物です。
ただカミキリムシの幼虫であるテッポウムシには注意が必要で、食害されると樹や枝が枯れてしまう場合があります。
樹の根元周辺におがくず状の糞が見つかれば、木の中にテッポウムシが入っている可能性があるため、その際は専用の薬で駆除しましょう。

 

紅葉が美しい

盆栽の楽しみ方はただ育てることや仕立てるだけではなく、目で見て楽しむことも一つ。
特徴的な形をしているサトウカエデの大きめの葉は10月~11月の寒い時期になると、紅葉しとてもきれいな赤色に変化します。

高さが30~40メートルまで大きくなる可能性のあるサトウカエデ。
庭に植えて大きくなりすぎたら困るというかたは、盆栽としてコンパクトな形で育てる方法がおすすめです。
緑色の葉から黄褐色、そして真っ赤に染まっていく紅葉はとても美しく、見る人を楽しませてくれることでしょう。
ただし、西日などの強い日差しに当てると、きれいに紅葉しなくなる可能性があるので、置き場所に充分注意しましょう。

 

いかがでしたか?
今回はサトウカエデについてご紹介しました。
暑さや寒さにも強く、病気にもなりにくいサトウカエデは盆栽初心者の方にも大変おすすめです。
ぜひ、美しい紅葉を楽しんでみてはいかがでしょうか?

キグチマイ

育児に追われるフリーライター。趣味は温泉。

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