プロジェクト・プロダクション・コレクティブWATOWA GALLERYにて、 TRADMAN’Sとsneakerwolfによる展示【 TRADMAN’S × sneakerwolf “SUPER TRAD” 】をWATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO にて2023年5月14日(日)から5月28日(日)まで開催します。
開催概要
会期
2023年4月14日(日)~ 5月28日(日)12:00 – 19:00 *木曜定休
会場
WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO(東京都台東区今戸1丁目2-10 3F)
来場
ドネーションチケット 500円(税込)〜
*5/17(水)、5/24(水)は観覧無料
*下記 URL からの事前予約制
https://artsticker.app/events/4655
*自身で金額を決定するドネーションシステム(ミニマム 500 円から入場 料を自身で決定し、それが若手アーティスト支援のためのドネーションとなるシステム。アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を目的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2023 EXHIBITION に寄付されます。)
イベントページ
http://www.watowa.jp/news/2023/04/sw-tr-wtw.html
Instagram:@watowagallery
CONTACT: gallery@watowa.jp
主催者より
SUPER TRAD
TRADMANʼS × sneakerwolf
日本のトラッドをアップデートし続け、世界のストリートカルチャーと融合をさせる2人のコラボレーション。
今回は、新世代の盆栽team TRADMAN’S と江戶カルチャーとストリートをミックスするアーティストsneakerwolf。
異なるジャンルのように見えて、しっかりと日本の歴史の文脈としては重なり合う2人の展覧会だ。
江戸時代はとてもユニークな日本特有の街づくり、システム作り、カルチャーが根付いている。
その代表的な一つとして“盆栽”がある。
盆栽は唐の時代(平安時代あたり)から盆景なる中国から伝来された盆の上に作り出す景色の芸術として持ち込まれ、日本における 植木ブームを経て、江戶時代に大衆化し分業化され盆栽という一つのジャンルとして大きく形成されたカルチャーである。
江戸に急成⻑した盆栽カルチャーを今を生ききている日本のスタイルとして伝統と革新を続けTRADMAN’S。
それと江戸を発祥とする図案文字”江戸文字”がある。
400年続いた江戸時代だからこそ根付いた、日本の商業文字であり、カワイイカルチャーの基礎とも言える。
江戸文字に代表する江戸時代のストリートカルチャーとして独自の研究からSD“Super Deformism”と名付けた芸術論を元に、日本オリジナルのグラフィテ ィカルチャーとして位置付けた“Kanji-Graphy/カンジグラフィ”シリーズなど、新たな日本のアイデンティティを表現する sneakerwolf。
この両者だからこそ生み出されるシン・東京ストリートスタイルは、国内外からのファンが多い。
これこそ、今の日本を象徴する”時代性””生き方””日本的ART性”の一つであり日本の歴史を踏襲する新しいスタイルの一つとなりつつある。
今回は、その2人のコラボレーション作品とインスタレーションを新しいカルチャーとして目撃し、愛でていただきたい。
TRADMAN’S / 小島 鉄平(Teppei Kojima)
プロフィール
千葉県柏市松葉町にて幼少期を過ごし柏市立松葉中学校を卒業。
音楽、ファッション、タトゥーなどストリートカルチャーの虜となった学生時代を経て、バイヤーとしてアパレル業界にて活躍。海外へ買付けに行く内に、日本文化の素晴らしさに改めて気づき、『盆栽』の歴史の深さや美しさに魅了される。
『日本の伝統文化である盆栽を世界へ伝えたい』と一念発起し、2015年TRADMAN’S BONSAIを結成。(2016年(株)松葉屋を設立)
唯一無二の世界観で『盆栽』のある空間を演出し「shu uemura」「NIKE」「Dior」「RIMOWA」など様々なブランドやアーティストと共演。
『伝統とは革新の連続』を胸に、日本の格好良さを盆栽を通して、老若男女、そして世界へと発信している。
WebSite: https://tradmans.jp
Instagram: https://www.instagram.com/teppei_kojima501/
小島 鉄平よりメッセージ
十数年前にwolfさんの作品を初めて見た時、何か同じ匂いを感じた。
いつかこの人と表現したいと思った事は今でも鮮明に覚えている。
それから時が経ち今こうしてお互いが引き寄せ合い現代に必要な何かを〔SUPER TRAD〕として表現出来る事に喜びと感謝しかない。
同じ日本の伝統文化を守りながら何処か革新をつくスタイルは僕達にしか出せないカラーだと確信している。
皆さんにはシンプルにカッコいいアップデートされた日本の伝統を是非見て感じてもらいたい。
sneakerwolf
プロフィール
東京を拠点に活動するアーティストSNEAKERWOLF。
17世紀の江戸時代を発祥とする、提灯、火消し半纏や祭り、仕事半纏、千社札などに見られる書をディフォルメすることで生まれた伝統的な図案文字 “江戸文字”。
これらの西洋からの影響を受けていない江戸庶民の美的感覚によって構築された、これら文字文化の芸術的価値を、世界で最初となる日本オリジナルのグラフィティ(ストリート)アートとして位置付け、アルファベットを漢字のパーツとして構築したオリジナルの江戸文字を、グラフィティアートやポップアートなどのテクスチャーを用い表現した唯一無二の<Kanji-Graphy/カンジグラフィ)シリーズ作品で人気を獲得しました。
近年では、江戸文字の構造を、 現代のアニメカルチャーにおけるスーパーディフォルメと関連付け、 “Super Deformism” スーパーディフォニスム と名付けた芸術理論を元に、 ワード作品の他、ブラシストロークなどの抽象作品、キャラクターなどの具象作品にその理論を拡張しています。
そして、SNEAKERWOLFはIconoclasm (偶像破壊、因習打破)、 固定概念や先入観の破壊、解体という一貫したテーマを元に活動を行っています。
2017年PORTER Gallery(表参道)でのアーティストとしての初個展以来、回数を重ねるごとに評価を高め、2019年モスクワで行われた国際的なミューラルアートフェスティバル <URBAN MORPHOGENESIS>に日本人として唯一選出されるなど、世界からも支持されています。
WebSite: http://www.sneakerwolf.com
Instagram: https://www.instagram.com/sneakerwolf/
sneakerwolfよりメッセージ
鉄平くんと初めて会った日。僕のアートと鉄平くんの盆栽を一緒展示できたら面白いよねと話したくらい、最初から何か感じるものがあった。
それは単純に和だからということではなく、伝統を愛し、敬意を払いながら、現代に即したアップデートを進めていく心意気、姿勢が自分と似ていると感じたからだったように思う。
今回の[SUPER TRAD]展は、そんな僕と鉄平くんでなければできなかった、まだ誰もやってない、見たことがない伝統。まさに[SUPER TRAD]といえる展示になった。
本展の開催が新たな同志に広がり[SUPER TRAD]という新しいムーブメントとして、世界に発信していく始まりになればと思っている。
WATOWA GALLERYとは
WATOWA GALLERYは、現代日本のストリートカルチャーやファッション、独創的・先進的なテクノロジーや「ジャパニーズ・フィロソフィー」を取り入れた新しい感性を持つ若手の作家を中心として、アート・コミュニケーションの場を提供するアートプロジェクト/プロデュース集団です。
アートがファッションのように親しみやすいカルチャーとなり、ひとりひとりのライフスタイルに溶け込む社会を拓くため、新しい感覚のエキシビションや、アートプロジェクトのプロデュース・演出を行い、アートに触れるタッチポイントを拡大します。
現在も国内外で評価されている主要なアートムーブメントの多くは、ミュージアムの外で、そして多様なジャンルのアーティストと支援者との交流によって生まれています。
わたしたちは特定のアートスペースを持たず、あらゆる空間をギャラリーと捉え、アートをミュージアムからコミュニティへ、都市へ、住空間へ開放し、ミュージアムの外からさまざまな分野のプロフェッショナルと横断的なアートプロジェクトを発信していきます。
さらに、日本の若手アーティストの活躍と日本の若手コレクターの参入をサポートし、アーティストと支援者の交流を促進します。
WATOWA GALLERYを媒介とした新しいコミュニケーションやコミュニティの育成によって、次の時代のアートシーンを創造し、市場の活性化を目指します。2019年より特定の場所を持たないプロデュース集団としての活動をしておりましたが、2022年9月より、初のWATOWA GALLERYの本拠地となる WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYOを浅草・今戸にローンチ。
引用元:PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000015900.html