私のレンギョウ盆栽に実がつきました。
いつの間にやら受粉していたのね。
レンギョウの実はツンとしている
私の育てているレンギョウ、こちらなのですが・・。
若いうちに針金をかけたレンギョウ。
なんと、実が2つ付いていました!
2022年7月16日 実を確認。
なんか「ツンッ」と尖っていて、かわいい〜!!
レンギョウのお花を3月に楽しませてもらったけれど、実ができるとは。
でも、ちょっと待てよ、どうやって受粉したんだろう?
レンギョウは自家受粉では結実しにくい
レンギョウは自家受粉を避けようとするため、雄しべと雌しべの距離がかなり離れているそうです。
そして、もし自家受粉したとしても結実しにくい「自家不和合性」を持っているそう。
なので自家受粉で実がなるのは稀なのだとか。
私のレンギョウは、どうやって結実したのか気になります。
アゲハ蝶やミツバチがよく飛んでいるので、彼らのおかげかも。
ありがとう、虫たち。
謎多きレンギョウ
レンギョウについて面白いのが、図鑑でも
■レンギョウは雌雄異株である
■レンギョウは雌雄異株ではなく、両性花(雌雄両方の性質を持つ花)である
と、2つに意見が割れているところ。(両性花の説が濃厚みたいですが。)
原産国の中国では「両性花」と図鑑に記されていることが多いのだとか。
当たり前だけれど、こうした学術的な分類法にも、普遍的な理論があるんですね。
「この場合は雌雄異株である」「この場合は例外的に雌雄異株である」という感じで。
音楽にも「このスケールはこのコード進行には合わないけれど、この場合は例外的に使用できる。」というような、宇宙の原理並に曲げられない理論が存在するけれど、植物学も完全に決まってるんだなあ。
レンギョウの雌雄について「まだ完全に解明できない、言い切れない事象があって・・」と書かれているのを読んで、理論を超越した宇宙の神秘みたいなものを感じました。
レンギョウの実、漢方に使われているそうです。
果実を蒸してから乾燥させて作るということですが「解毒、消炎、利尿、排膿の作用、のどの炎症や湿疹」に効果があるんですって!